スポット紹介|明々庵
大名茶人として知られる不昧公(ふまいこう)の指図(設計)によって1779年(安永8年)に建てられた茶室。間取りは2畳(じょう)台目(だいめ)と4畳半の席が組み合わされ、水屋・台所も完備しています。不昧公の趣向が強く反映された造りで、通常は中柱を建て、炉(ろ)を客畳に切るのが定石と言われていますが、明々庵は中柱も袖壁もなく、炉も点(て)前座(まえざ)に切る「向切り」の造りとしています。不昧公筆の「明々庵」の軸を掲かげた床の間は、杉柾5枚半程度の奥行きとし、奥の柱を見せることなく塗りまわした室(むろ)床(とこ)の造りにするなど、定石に頓着しない不昧公の好みの一端を伺うことができます。
体験内容
拝観料+呈茶(抹茶と干菓子2種付き)
利用方法・注意事項
- 営業時間は予告なく変更する場合があります。また、臨時休業・天候等の事情でご利用いただけなかった場合も払戻はありません。
引換場所
関連リンク
※営業時間と利用できる日は公式サイトをご確認ください