屋島
1934年に日本で初めて国立公園に指定された屋島は、四国・香川県高松市の東北部に位置しています。
「メサ（Mesa）」と呼ばれる岩層に覆われており、周囲の一部は急峻な崖で囲まれ、まるでテーブルのような高台を形成しています。その外観が巨大な屋根のように見えることから「屋島」と名付けられました。
最高標高は約300メートルで、山頂からは瀬戸内海の島々の美しい景色や高松市街、讃岐山脈を一望できます。
また、「日本の夕陽百選」、「夜景100選」、「日本百名月」にも選ばれています。
官網：屋島觀光情報
高級石材「庵治石(Aji Stone)」/ 蒼島(AOISHIMA Inc.)
庵治石は日本三大花崗岩の一つで、その産地は香川県高松市東部に位置しています。牟礼町と庵治町の間にまたがる五剣山から採掘され、その繊細な結晶模様と光沢、重さや硬さから「花崗岩のダイヤモンド」とも称される高級石材です。
庵治産地の職人、二宮 力 によって創立された蒼島株式会社は、石材業に関連する事業に取り組み、産地の魅力を伝えています。
Image source：Instagram @aoishima.jp
公式サイト：蒼島Showroom
住所：香川縣高松市牟禮町牟禮3195-1 Googlemaps
公式サイト：Aoishima｜AJI PROJECT
Instagram：Aoishima｜AJI PROJECT
わら家（さぬきうどん）
江戸時代の茅葺き屋根の家の中で、昭和50年の創業以来変わらない美味しさを提供しています。
看板メニューの釜揚げうどん。うどんの聖地・香川県でも、釜揚げうどんを看板メニューにしている店は少ないです。
冷水で締める工程を省きながらも、うどんのコシと弾力を保つため、麺の製造や茹で時間の管理に他のうどんよりも一層の注意が必要であり、職人の腕が試される逸品です。
Image source：圖片提供
公式サイト：わら家（さぬきうどん）
住所：香川縣高松市屋島中町91番地 Googlemaps
四国村ミウゼアム
四国村ミュージアムは香川県屋島山麓に位置し、広大な敷地を誇ります。
中心には、四国四県から移築・復元された33棟の建物で構成される野外博物館「四国村ミュージアム」があります。
移築・復元された建物には、江戸時代から大正時代にかけて建てられた住宅、作業場、集会所、劇場、米倉、醤油蔵など、先人が実際に居住・使用していた建築物が含まれています。
内部の梁や柱、様々な道具には、先人の知恵や努力、祈りが込められています。
建築家・安藤忠雄が設計した「四国村ギャラリー」
Image source：圖片提供
公式サイト：四國村博物館
住所：香川縣高松市屋島中町91 Googlemaps
屋島寺
Image source：圖片提供
754年、唐の僧・鑑真和上が屋島の北嶺に普賢堂を建立し、持参した普賢菩薩像と仏教経典を奉納しました。
四国霊場八十八箇所※の第84番札所であり、鑑真和上が創建した唯一の寺院として知られています。
※四国霊場八十八箇所とは、日本の四国島内にある弘法大師（空海）と縁のある88ヶ所の寺院の総称で、これらを巡礼することを「四国遍路」と呼びます。
公式サイト：屋島寺
住所：香川縣高松市屋島東町1808 Googlemaps
やしまーる Yashimaru
高松市屋島山上交流拠点施設、別名「やしまーる（Yashimaru）」は2022年に開館し、屋島の観光促進と周辺地域の自然・歴史・文化の魅力発信に力を入れています。
©SUO
全長約200メートルのガラスカーテンウォールを持つ回廊型建築は、庵治石の採掘時に発生した廃材を屋根の石瓦に活用し、歴史的伝統と現代的デザインを見事に融合させています。この建築は2024年にBCS賞（日本国内の優れた建築作品）を受賞しました。
©SUO
回廊内には源平合戦をテーマにしたパノラマアート（有料）や、屋島の文化を感じられる展示エリアがあります。
多目的会議室は最大80名まで収容可能で、事前予約にて利用できます。
館内の文化交流に加え、屋島山頂にあるやしまーる（Yashimaru）は、夕日鑑賞や瀬戸内海の群島、美しい市街地の眺望に最適なスポットです。
Image source：Instagram @yashimaru_takamatsu
公式サイト：やしまーる (Yashimaru)
住所： 香川縣高松市屋島東町1784番地6 Googlemaps
Instagram：yashimaru_takamatsu
以上の行程は「ALL YASHIMA LOCAL DESIGN TOUR」が企画・提供しています。
