日本旅遊攻略
岡山香川
2025-06-04

小豆島から岡山県へ、瀬戸内海を巡るアートとグルメのディープな旅へ出かけよう!

瀬戸内海といえば、ここはアート好きの聖地であるだけでなく、美食家にとっても楽園です。この記事で瀬戸内海の魅力をたっぷりご紹介します!

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瀬戸内海といえば、何を思い浮かべますか?きらきら輝く穏やかな海面、それとも島々に点在するユニークなアート作品?もしくは、ただのんびりと現地の美味しいものを楽しみたいだけかもしれませんね。どんな旅人であっても、瀬戸内海には心惹かれる魅力があります。ここは芸術ファンの聖地であり、美食家にとってもたまらないエリア。さあ、一緒に瀬戸内海の魅力を探しに出かけましょう!

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海だけじゃない!島々が点在する「瀬戸内海」ってどこ?

本州・四国・九州に囲まれた日本最大の内海、それが「瀬戸内海」。この内海を取り囲む地域は「瀬戸内地方」と呼ばれ、温暖な気候と豊かな自然に恵まれた人気の観光地です。今回ご紹介するのは、そんな瀬戸内海周辺の主要エリアのひとつ、「香川県」です!

👉 香川県のエリア紹介とおすすめ観光スポット

写真:中村脩 Photo: Osamu Nakamura

香川県は日本で最も面積の小さい県ですが、自然、歴史、文化、そしてアートの魅力がぎゅっと詰まった地域です。名園「栗林公園」や「金刀比羅宮」はもちろん、「オリーブの島」として知られる小豆島へのアイランドホッピングや、直島で草間彌生の名作《かぼちゃ》を鑑賞する旅もおすすめです!

  • 金刀比羅宮:金刀比羅宮の特徴は、なんといっても長い石段。本宮までは785段、さらに奥の「厳魂神社」へ行くには583段を登る必要があります。一般の人にとってはなかなかの挑戦ですが、途中には歴史的な建築や風景を楽しめるほか、うどんや地元特産品を販売する店もあり、にぎやかな雰囲気が魅力です。

Image source:金刀比羅宮

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  • 栗林公園:日本の特別名勝に指定され、ミシュラン・グリーンガイド・ジャポンでも三ツ星を獲得した名園。園内には約1,400本の松と6つの池があり、歩くごとに景色が変わる「一歩一景」の魅力が楽しめます。四季折々に異なる表情を見せる絶景は、一度は訪れてほしい名所です。

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  • 「やしまーる」(Yashimaru):屋島山頂にある展望施設で、弧を描いた全長約200mの回廊型展望台です。高松市街と瀬戸内海の絶景を一望でき、「日本夜景百選」「日本夕陽百選」にも選ばれています。屋根には庵治石の採掘過程で出た廃材を再利用した瓦が使われており、環境にも配慮されたデザインです。

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瀬戸内海で外せない!小豆島の絶景スポット3選

日本で初めてオリーブの栽培に成功したことから「オリーブの島」とも呼ばれています。また、伝統的な農村の祭りや虫送りの行事も残っており、独特の風土を感じることができます。では、小豆島でぜひ訪れたいおすすめスポット3選をご紹介します!

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小豆島おすすめスポット①|小豆島オリーブ公園

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島の中腹にあるこの公園からは、瀬戸内海を一望できる絶景が広がります。園内には約2,000本のオリーブの木と130種以上のハーブが植えられており、オリーブ記念館も併設。また、映画『魔女の宅急便』の実写版のロケ地としても知られており、記念館では魔法のほうきを無料でレンタルできます。白いギリシャ風車や芝生を背景に、空を飛ぶようなかわいい記念写真を撮ってみてはいかがでしょうか?

小豆島おすすめスポット②|二十四の瞳映画村

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映画『二十四の瞳』の撮影セットとして使われた木造校舎がそのまま残る映画村。大正・昭和の懐かしい雰囲気が漂う街並みを歩けば、まるで時代をさかのぼったかのような体験ができます。

小豆島おすすめスポット③|エンジェルロード(天使の散歩道)

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潮の満ち引きによって、一日2回だけ現れる神秘的な道。「大切な人と一緒にこの道を歩くと、天使が舞い降りて願いを叶えてくれる」と言われており、ロマンチックなスポットとして「恋人の聖地」にも認定されています。

瀬戸内海の旅は退屈じゃない!アイランドホッピングを彩るスポットたち

👉直島エリア紹介&おすすめスポット

直島は「アートの島」として知られ、現代アートや建築で世界的に有名な場所です。多くの著名なアーティストの作品や美術館が点在し、アートファンの聖地となっています。また、「瀬戸内国際芸術祭」の重要な会場でもあり、地域の自然や文化とアートが融合した、世界的にも注目の観光地です。以下は直島で特におすすめのスポットです。

  • 草間彌生《かぼちゃ》:草間彌生の作品が好きなら必見!直島のランドマークでもある《かぼちゃ》は、草間彌生による作品で、鮮やかな色彩と特徴的なドット模様が魅力です。赤いかぼちゃは宮浦港付近、黄色は島の南側に位置しており、どちらも写真映えする人気撮影スポットです。

  • 地中美術館:建築家・安藤忠雄が設計した美術館で、展示スペースの大半が地下に設けられており、自然光を取り入れた空間で作品を鑑賞できます。天候や時間帯によって採光が変化する設計が特徴。モネの《睡蓮》シリーズ5点や、ジェームズ・タレルなどの現代アート作品を所蔵しており、光と空間が生み出す唯一無二のアート体験を味わえます。

地中美術館 写真:藤塚光政 Chichu Art Museum  Photo:FUJITSUKA Mitsumasa

  • 家プロジェクト:直島の古民家を再生し、現代アーティストが空間全体を作品として仕上げたユニークなプロジェクト。絵画、彫刻、インスタレーションなどが町並みに溶け込み、歩きながらアートを体感できます。

家プロジェクト「はいしゃ」 大竹伸朗 "舌上夢/ボッコン覗" 写真:鈴木研一Art House Project “Haisha” Shinro Ohtake"Dreaming Tongue/ BOKKON-NOZOKI"Photo: Ken’ichi Suzuki

岡山県エリア紹介&おすすめスポット

香川県の北側に位置する岡山県は、自然や歴史文化が豊富なエリアです。見逃せない観光地が多く、黒い天守閣が特徴的な岡山城や、江戸時代の面影が残る倉敷美観地区は多くの観光客を惹きつけています。

  • 岡山城:黒い外壁から「烏城(うじょう)」の愛称で親しまれる天守閣が特徴です。天守最上階からは旭川や後楽園、市街地を一望できる絶景が広がります。城内には貴重な歴史資料が展示され、歴史ファンにはたまらないスポットです。

また、晴れの国・岡山は「フルーツ王国」としても有名で、特にブドウや白桃は絶品!城内1階にある「烏城カフェ」では、季節の新鮮なフルーツを使ったパフェも楽しめますよ。

  • 倉敷美観地区:白壁の蔵屋敷や伝統的な日本家屋、倉敷川沿いの柳並木が風情ある街並みを作り出しています。ミュージアムやカフェ、地元グルメも充実しており、観光だけでなく散策も楽しめる人気エリア。「倉敷川遊覧船」に乗って、水上から街並みを眺めるのもおすすめです。

  • 犬島:犬島的命名來源之一,その名の由来の一つは、犬の形をした岩があることから。かつて製銅で栄えた島には「犬島精錬所跡」が残されており、現在は美術館として再生。産業遺構・再生エネルギー・アートの融合によって、他にはない魅力を放っています。

犬島精錬所美術館 写真:阿野太一 Inujima Seirensho Art Museum Photo:Daici Ano

2025 瀬戸内国際芸術祭:一期一会の感動体験を!

香川県に訪れたら、ぜひ体験してほしいのが「2025年 瀬戸内国際芸術祭」。春・夏・秋の3シーズンに分かれて開催され、季節ごとに異なる瀬戸内海の魅力をアートで表現する、まさに感動のイベントです。

瀬戸内国際芸術祭とは?

© Setouchi Triennale Executive Committee.

2010年から始まった3年に一度の国際芸術祭で、今回が第6回の開催。「海の復権」をテーマに、島々の魅力を世界へ発信しながら、地域の活性化も目指しています。国内外のアーティストが参加し、島々を舞台にしたスケールの大きなアートイベントです。

瀬戸内国際芸術祭の開催場所と開催期間

© Setouchi Triennale Executive Committee.

瀬戸内国際芸術祭2025は、春・夏・秋の3つのシーズンにわたって開催され、期間は2025年4月18日から11月9日まで。香川県・高松市をはじめ、周辺の17の島々や港エリアが舞台となり、国内外から集まるアーティストたちの作品やイベントが展開されます。

会期中、直島・豊島・女木島・男木島・小豆島・大島・犬島といった人気の島々、さらに高松港・宇野港では全シーズンを通して展示が行われ、どのタイミングで訪れてもアートに触れることができます。また、それぞれの季節には期間限定の展示エリアもあります。

  • 春:2025 / 04 / 18-2025 / 05 / 25(共38天,展示エリア:瀬戸大橋エリア)
    夏:2025 / 08 / 01-2025 / 08 / 31(共31天,展示エリア:志度・津田エリア / 引田エリア區)
    秋:2025 / 10 / 03-2025 / 11 / 09(共38天,展示エリア:本島 / 高見島 / 粟島 / 伊吹島 / 宇多津エリア)

※一部の作品や会場は期間中でも休止していることがありますので、事前に公式サイトで最新情報をチェックしておくのがおすすめです。

チケット情報

芸術祭を存分に楽しむには、パスポートチケットの購入がおすすめ。春・夏・秋すべての会期に使える「全シーズンパスポート」と、1シーズンのみ使える「単シーズンパスポート」の2種類が用意されています。旅のスケジュールや目的に合わせて選べるのがうれしいポイントです。

ちなみに、15歳以下のお子様は無料で入場可能。ただし、一部の展示や施設では別途料金が必要な場合もあるので、事前に公式サイトで詳細を確認しておくと安心です。作品の舞台となるのは、直島・豊島・小豆島・犬島など、個性あふれる島々。アート巡りを通して、ゆったりとした島の時間に身を委ねるのも、この芸術祭ならではの体験です。ぜひ一度、足を運んでみてはいかがでしょうか?

アクセス情報

 

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瀬戸内エリアへのアクセス方法はさまざま。空港から市内へもアクセスしやすく、芸術祭の拠点である高松市までスムーズに移動できます。また、大阪方面からアクセスする場合は、JR山陽新幹線で岡山駅まで行き、そこか乗り換えて高松駅へ向かうルートが人気です。鉄道を利用すれば、移動中に車窓からの風景も楽しめるのが魅力です。さらに、大阪市内から高松市まで直行する高速バスも運行しており、荷物が多い方や鉄道の乗り換えが不安な方にもおすすめです。

その他おすすめパス:岡山楽しいパス

岡山の人気施設やグルメ店を選べるチケットで、1週間以内に好きな施設を3つまで選んで利用可能。電子QRコード提示で簡単に入場できます。

瀬戸内の島々は、それぞれが個性的な輝きを放つ宝石のような存在です。自然に癒されたい、アートに触れたい、のんびり過ごしたい——どんな旅のスタイルにも応えてくれる場所です。そして、より快適な旅をするためには、岡山楽しいパスなどのお得なチケットを上手に活用するのがコツ!美しい内海の風景とともに、心に残る旅をお楽しみください。

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